2005年12月17日
雪

NPO法人ふりーす懇談会

積雪(午後9時頃)
本日は理事長を勤めていますNPO法人ふりーすの懇談会に出席いたしました。広島へ行く山陽道では雪が舞っていました。遠方の山の木々はすでに雪化粧をしていましたが、おかげさまで無事着きました。
夕方介護関係の方とお会いしました。まだ若い方ですがしっかりした考えをもっていらっしゃいます。「夢をかたちに」という言葉があります。私の知る限りではまだ実現されていない事業に取り組まれようとしています。時間はかかるかも知れませんが、夢がかたちになることを深く念じます。
夜、懇談会の途中に外を見るとすでに道路には2センチの雪が積もっていました。午後9時前に懇談会を終えて外に出ると積雪はさらに増し、雪はやみそうにありません。天気予報の通り、この時期として滅多にないような雪景色が広がっています。
ふりーすでは12月より新規事業をスタートし、その事業も順調に推移しています。また、新年度に向けての話しもありました。現場の職員の皆さん、保護者の皆さんが心をひとつにし今後も事業展開を進めてまります。
関係者の皆さんのますまのご活躍と諸縁吉祥を念じます。本日は大変有意義な時間を過ごすことができました。改めて縁を結ばせていただいたことに感謝申し上げます。合掌
投稿者 seikoji : 12:18 | コメント (604)
2005年12月03日
身と心

松江刑務所資料
昨日、本日と保護司の県外研修で松江に参りました。実際に所内を視察するという初めての経験をした次第です。
刑務所は大きくは2類型に分かれ、初犯者が服役するA型、再犯以上が服役するB型とのことです。現状は受刑者の増加と刑務官の増員が比例していないため大変とのことでした。
今後建設される山口県内の刑務所は建物を民間の業者が建て、それを国が借りるPFI方式が採用され運営はセコムが行なうアウトソーシング方式に決定したとの説明を受けました。
ここでも官から民という動きがあります。アメリカにおいてはすでにこの方式が採用されていることを報道番組で観た覚えがあります。
学生時代、社会学の教授より現在のアメリカの状況が10年後の日本との話を聞きましたが、様々な分野でそのことを感じることが多くあります。
良い意味での変化は歓迎しますが、犯罪の傾向がアメリカに追従することがないよう願うものです。昨日も広島での女児殺害事件と同年齢の女の子が殺害され発見されました。
どうしてこのような事件が続くのか、類似した事件の被害者の家族の方々が異口同音に言われますが「二度とこのような事件は起きてほしくない」と願いを込めて言われますが、その願いも虚しくまた同様の事件が起きているのが現状です。
以前は誘拐事件が多く、悲しい結末もありましたが無事に子どもが保護されたことも多くあったと思います。しかしながら、最近の時間は自分の思うようにならない場合はすぐに殺害する傾向が増加しているようになったと思います。
刹那的な価値や思考が増えているのは世の中の流れといえばそれまでですが、ものごとの状態を例えるのに「スイッチが入っている。或るは切っている」、「○○モード」というような表現で人の心や行動を表していることも刹那的な状況の例えであると思います。
私たちの心身は24時間、常に間断なく動いているのであり、そのことがあるからこそ「人」であることの証でもあります。
スイッチ或いはモードという言葉で人間の状態を表しているといつの間にか人間=機械となってしまい。大切は「心」を自らが失っていくことになるのでは思ってしまうのは私だけではないと思います。合掌
投稿者 seikoji : 00:35 | コメント (2)
2005年11月30日
今上の我が身二つなし、三つなし

境内(本日撮影)
今日で11月も終わり、明日からいよいよ師走を迎えます。
広島の女児殺害事件の容疑者が逮捕され、今日の各局のニュースはこの事件でもちきりでした。容疑者が逮捕されたとはいえ小さな命は帰ってきません。
ご家族をはじめ同級生、関係者の皆さんの心中を察しますに言葉がみつからないというのが正直なところです。故人のご冥福をお祈りいたします。
また、マンションの構造計算書偽造のニュースも連日報道されていますが、それぞれが責任のなすりあいの感を拭えません。震度5以上の地震は年に数回あるとことで、欠陥のマンションに住んでいる方々は四六時中不安の中で生活をされています。すでに退去された方も今後どうなるか心配は尽きません。
今年もいろいろな事件がありましたが、そこに共通するのは他人の命をなんとも思わない現実です。
先般、テレビで小学生が豚を飼育し、最後は子どもたちはこの豚と別れなければならない現実を受け止めるドキュメンタリーが放送されていました。最後の決断をする話し合いのシーンを観ていると小学生の頃、かえるの解剖をしたことを思い出しました。
確か、食用がえるであったと思います。クロロホルムをかがせて動かなくなった時点で解剖が始まりましたが、何ともいえない気持ちで切開をした記憶があります。授業を終えて、学校の裏の畑の近くに埋葬し寺の息子ということで私が舎利礼文というお経を読み供養をいたしました。
現在、このような授業が行なわれているのかはわかりませんが少なくとも私にとっては強烈な思い出として命を奪うことに対する葛藤があったこと。そして、そこから単に授業の解剖ということではなく、命に対するいろいろなことを考える機会であったと思います。
「今上の我が身二つなし、三つなし」、私たち一人一人のかけがえのない命は一つです。このことが本当にわかっているのであれば私以外の他人の命も一つということを思う気持ちがあればこのような悲しい事件もなくなるのではと思います。合掌
投稿者 seikoji : 20:23 | コメント (0)
2005年11月19日
安全と安心

「減らそう犯罪通信11月号」より(発行:広島県警察本部減らそう犯罪安全まちづくり推進室)
今日の日記では県警から配信された「減らそう犯罪通信11月号」の防犯絵手紙入選作を御紹介します。
「鍵かけ」と「振り込め詐欺」をテーマに防犯絵手紙の募集が行なわれ546点の応募があり、その中で10点が入選されたとのことです。
特に振り込め詐欺の手口は巧妙となっています。高齢化率が進行する島内では高齢者を対象とした事案が心配されます。
寺にも様々な電話がかかってきますが、本日も健康食品関係と思われる電話がありました。相手方が私の声を聞いて「お若いようですが何歳ですか?」と尋ねましたので「あなたになんで年齢を答える必要があるのか」といったところ、すぐに切れてしまいました。
実際に会社名も名乗らず、健康食品の案内とだけいいましたので不審に思い相手にしませんでしたが、例えば一人暮らしの高齢者の方が同じような対応ができるか心配です。
年齢を言うとそこからは恐らく様々な商品の勧誘が始まりますし、ましてや相手の口車にのって家族構成でも言ってしまえば、その情報はどのように活用されるかわかりません。
学生時代に読んだ「菊と刀」の著者であるベネディクトは欧米の文化を「罪の文化」といい、それに対して日本の文化を「恥の文化」と呼称しています。
この「恥の文化」とは共同体の他者から非難されることを非常に恥ずかしいと感じることであり、他人の目を非常に気にすることであると述べています。
今日ではベネディクトの分析が決してすべての面において肯定されているとは思いませんが、振り込め詐欺等の手法は或る面、こうした日本人のもっている価値基準をうまく利用しているようでなりません。
こうした時代だからこそ、新たな地縁づくりが必要となっています。合掌